「か、会長?!///」

「歩きずらいしょ?」

「・・・うん」

私は、少しの間だけ厚底を脱いだ。

「会長・・・なんで私の名前、知ってるの?」

「会長ですから」

どうやら会長の力を使ったらしい。

「そうゆうために名簿があるわけじゃないんだよ」

「そうゆうために会長になった」

「・・・・ばか」

会長が愛しくて仕方ない。

「ばか・・・」

「ば・・・か・・・・」


「また泣く。オレが泣かしたみたいじゃん」

会長が泣かしたんじゃん。

そんなことも声に出せなかった。