「ちょっと待った。」

「へ・・・?」

その時、

「あずちゃ~ん!指名」

「あっ!ごめん。」

「あずちゃんっ!!」

私の手首をつかんだ。

「颯人に彼女は、いない」

そう残して店を出た。

どうゆうこと?

「あずちゃ~ん?」

「はぁい・・・」

「梓っ!」

今度は誰?

後ろを向くと彩美が立っていた。

「これ・・・修学旅行の時の写真」

ちょっと様子が変。

写真をうけとってポケットにしまった。


―「ご指名ありがとうございます♪」