「おい、乃愛 (のあ) 。早くしねーと学校遅れるぞ。」
「ちょっと待ってよ！ 翔 (かける)！」
私の名前は 松下 乃愛 (まつした のあ) それでこの生意気な男は 永野 翔 (ながの かける）
私たちは小さい頃からの幼なじみ 家が隣同士で 親同士もとても仲が良くて いつも一緒にいるのが当たり前な私たち。
翔は小学校4年生の時から野球をしていて よく翔の家族と応援しに行っていた。
私たちは今高校1年生 私は自分の行きたかったこの宮山高校に入学出来たのだか..... どうして翔が私と同じ宮山高校に入ったかがいまいちわからない。
確かにずっと一緒にいたから離れるのは寂しいけど 家が隣だからすぐに会えるのにどうして私と同じ高校に入学したんだろ？
翔なら野球で有名な高校に入学できたのに。
こいつはこー見えてもピッチャーをしていて 1年生ながらエースあまりからも慕われていて こんなやつだけど結構 いや かなりモテル それがまた憎たらしい。
