「だって竜ちゃん、真っ赤になって可愛いんだもん!」

期待した?

耳元で囁く。

でも今はダメ。夜貰うから…

「っ!」

ペロリと首筋を舐める。
最高の獲物を味わうのは後だ。
月華は何処からか紙袋を出した。



「ちゃんとね。竜ちゃんの浴衣も用意したんだから!」