教室で待っていると


「じゃーな翔太!!」


と声が聞こえた


ドキッと胸がなった


翔太…山中翔太(やまなか しょうた)


それが彼の名前


私は聞こえてくる足音が大きくなるにつれて胸がドキドキするのを感じていた


翔太…翔太…


彼の名前を心のなかで反芻した