二人で抱き合った後、俺で満足してくれたのか俺の左腕に抱きつき絡ませて寝ている凛蝶をみつめた…

布団からはみ出した細い手首にはリストカットの古傷が何本もありそっとその凛蝶の細い綺麗な体には俺とは違う痛みをもつ傷だらけの痣や痕があった。



≪あたしぃ、親にもぉ嫌われてぇ虐待されたしぃ、そんでグレて家飛び出してぇヤンキーして喧嘩たえなかったしぃ、行くとこ無くてたどりついたのが今のキャバクラだったんだぁ…
でも中々上手にいかなくてぇ、そんな時に同じ京言葉話してるホストの京陽見つけたんだけど、相手にされなくてぇ…zzz≫





抱き始めたら唇を重ねながら酔っぱらった凛蝶は自分のことを話した。

俺はそんな凛蝶が愛おしくおもい、secondでもいいと忘れて夢中で抱いた。