『…でねぇ…ひどいれしょう~』

『俺もかなりご馳走なったんで凛蝶さんもう飲みすぎてろれつ回ってねぇからそろそろにし…』
『なによぉ…あんたまであたしに指図するのぉ~
あたしのお酒もっと飲み…』

と、梗と凛蝶が会話していると、違う席からシャンパンコールがかかった!

そう、京陽の席からだ。
凛蝶はそれを黙って見て終わると同時に

『こっちににもシャンパン入れて~♪ふつうのだけどぉ~♪梗の席だからねぇ~♪』

『たくっ、凛蝶さん何言ってんだよ!』

ほんとは俺じゃなくて入れたいのは京陽さんにだろ?

京陽さんの方見て寂しそうな笑顔見せてんのにあの狐野郎は見向きもしねぇ…