その瞬間だった、公恵が中尾君を攻撃し始めたのだ。


油断していた中尾君は反応が遅れてその場に倒れ込んだ。


そんな中尾君のお腹を踏みつける公恵。


一瞬苦痛に表情を歪めた中尾だったが、公恵よりは力が強い。


すぐに立ち上がり、公恵を押し倒すとその首を絞めはじめたのだ。


公恵は顔を真っ赤にして口をパクパクさせている。


が、次第にそれもしなくなり白目をむいてグッタリとしてしまった。


その間薮木君は紀子へ攻撃を始めていて、紀子はその場に倒れ込んでしまっていた。


スポーツをしていても、男の力にはかなわない。


床へ倒れ込んだ紀子は顔面を力一杯踏みつけられて悲鳴を上げた。


紀子の顔が恐怖と絶望で真っ青になる。


公恵を殺した中尾君が薮木君に加勢し、紀子を攻撃する。


紀子はその場に何度も嘔吐し、自分の嘔吐物の中に顔面を押し付けられた。


それでも死ぬことができず、中尾君と薮木君が雄たけびを上げながら紀子の骨をへし折った。