そして放課後。

「ううううダメだ夏美。。緊張しすぎて震える」

「さっきまでの勢いはどこいった。てか、わたし日直だから日誌先生に渡してくるね。じゃ、がんばっ!」

「あとでね〜」

ああ。勢いに任せたけどいざとなると本当にはずかしい。
はやく部活おわんないかな。。

「あっ、」

階段から降りてきたのは野球部のユニフォームをきてる隣のクラスの背が高いひとだ!

「ねぇねぇ!かいとどこにいる?」

「‥‥‥おまえだれ」

「えっ、あの、2年3組の広井まりあです!」

「あっそ。かいとならもうすぐくる。」

「あ、ありがと?」

な、なにあの人!
あんなに無愛想だったっけ?まあ、喋ったことないから分からないけど


「おーいなにしんだ?まりあ」

「かっいと!?」