なんか、恥ずかしい///
たぶん今のあたしの顔は真っ赤だ。


これは海斗君のせいだからね!
海斗君がいきなり変なこと言うから!


あたしが独りで恥ずかしがっていると、海斗君が思い出したように “いや、待て!” と言った。


「俺、絶対お前のこと可愛いって言ったことある。」

「え?いつ!?」

「初めて図書室で会って俺がお前の眼鏡外した時、素材はいいって言ったろ。」


確かに素材はいいって言われた記憶はある。
え、まさかそれ!?
素材はいい=可愛い になるの!?
そんなのドラマでも聞いたことないよ!


「今分かりました。
たいへん分かりづらかったです…(苦笑)」

「まあ、なんでもいい。
とりあえず服装変えてみろ。」

切り替え早っ!(笑)


あたしはみんながしているように、スカートを2つほど折って短くして、リボンを指が2、3本入るぐらいの隙間を開けて留めてみる。

海斗君のオッケーサインを貰って今日の作戦会議は終わった。