「玲、お前音楽界に戻ってきたんだってなぁ〜」

、、足が

足が震える

「しかも、復活した初っ端から優勝らしいなぁ〜」

、、気持ち悪い

「賞金、、カネいくらもらったんだよ〜??」

、、イヤ

「オイッ!なんか言えよ

この出来損ないが!」

「お前は

フルートを吹くことしかできないんだよ

クズが

また、俺が世話してやるよ

そんで、カネ稼げよ」

、、イヤダイヤダイヤだ

誰か

「玲行くぞ」

と私の手を引っ張る

「、、い、イヤーーーー!」

私はお腹の中から精一杯の声を出し、抵抗した

「ちょ!お前うるせーよ」

パンっとまた叩かれる

そう思い、目を瞑った

その時だった