「なにそれ!?明日までに500万って、無理でしょ!」 「そうなんだよ!無理なんだよ!」 「私も力になりたいんだけど、お金はないからな……。ごめん」 「いやいやいや!そんなことしなくていいから!聞いてくれるだけで十分!」 「朱里ちゃん………。話ならいつでも聞くからね!抱え込んじゃダメだよ?」 「うん!」 優夢がいてくれて良かったと思った。 私には見方がいる。 そう思ったら力が出た。