頭が真っ白になった。



私の家は貧乏だってことは分かってた。
だけど、借金なんて聞いてないよ…。



「ちなみにね、明後日が期限なんだよね。それまでに返してね」



「あ、明後日!?無理ですよ!」



ガン!!



とドアを蹴る音が響く。



「お前の事情は知らねぇーんだよ!!1か月前だって半分しか返せねぇって言うのをしかたなく承諾して2か月待ってやったんだ!」



え!てことは、1か月前まで1000万も借金あったってこと!?



「無理っつーなら俺らも出来るだけ手伝うからよ?」



「じゃあな」と男たちが帰っていった。