「君、佐々木朱里ちゃん?」



「そうですけど…」



何で名前知ってんの!?怖っ!!



「そっかー。君を待ってたんだよー」



彼らがニヤッと笑うが目は笑っていない。



え、なに?マジでヤバイ状況?



「ご用件はなんでしょうか?」



「もしかして、君これのこと知らないの?両親から聞いてなかったの?」



そう言って、私にある紙を見せる。