そんなことを考えていると



「お前に拒否権はないと思うけど?」


「え?」


「即刻お金を払うか俺に従うかの2択しかないんだからな?」


ニヤッと笑うコイツに心底腹が立つ。
だけど、従うしかないのだ。


「分かりまし…じゃなくて!分かったよ!努力するから!」


「よし、いい子」


そして、頭をポンっと撫でる。


ちょっとキュンとし………てない!
危ない危ない流されるとこだった。


「あ、そうだ。お前このゲームのこと誰にも話すなよ?あと今日から一緒に帰るから」


そう言うと教室から出て行った。


「はぁ…」


無駄に緊張した。


絶対に落ちない自信はあるけど、これからやっていけるのかな…。


よし!そんなこと考えても意味ないし、今日も笑ってくぞ!