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「たっだいまー!」


「うっせーな」



家に帰ると陽斗くんの不機嫌な声が降ってきた。



だけど、優夢とのことが嬉しすぎてそんなの気にしてなかった。



「陽斗くん!ありがとう!
陽斗くんの言葉のおかげでスッキリした!


だから、もう大丈夫!絶対美味しいの作るから!!」



そうやって元気に宣言すると



「ふっ…はいはい」



と、呆れたように笑って言った。