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『俺のこと好きになれば?』



………………え!?



びっくりして顔を上げて光くんの顔を見る。



光くんは真剣な顔をしていた。



『俺、朱里のこと好きだよ』


『え!?!?』



驚きすぎて、涙が止まった。



光くんが私の事好き?
これは夢なのか?そうなのか!?



そう思いほっぺたをつねる。



『……い、痛い……』