「わ、たし…好きに、なっちゃ、だめなのに…」



好きになったら、このゲームは終わり。
借金を負い、家もなくなり、恋も終わる。



「ど、うすれば、いいの……」



沈黙が落ちる。



すると「じゃあさ」と光くんが口を開いた。



「俺のこと好きになれば?」