落ち着け落ち着け落ち着け!



あれは事故!そう事故だ!
だから、気にすることじゃない!



寝ぼけててたまたまだから!
きっと夢かなんか見てたんだ!



てか、キスする夢って………。



『…………め…?』



さっきのキスを思い出して体が熱くなる。



だめだめだめだめ!
キスのことは忘れろ忘れろ忘れろー!!



てことは、なんか言ってたのは夢の中の相手の人の名前とか?



んー!分かんない!
もうダメ!考えたって無駄!!寝よ!



そう思いベッドに入るが、目をつぶるたびフラッシュバックするさっきの光景。



その日は疲れよりも、今日のキス事件が上回り、眠ることができなかった。