「何、目瞑ってんだよ。目開けねーと身体ちゃんと拭けねーだろ」


「む、無理だから!」



んなこと言われたって、無理だよ…。



すると陽斗くんが近づく気配がすると



「何?俺のこと意識してんの?」



と、艶のある声で耳元で囁かれた。



「………!?」



驚いて目を開けると、目の前に陽斗くんのドアップがあって体が熱くなるのを感じる。