彼と別れて家までの道を歩いてく
桜は散ったけれど、まだまだ春で
少し鼻を奥がツンとするような
冷たい風が吹いた
私の気持ちはまだあったかくて
スキップしてしまいそう
家に帰ると自分の部屋に駆け込む
布団の中に顔を埋めて
今日のことを考えた
考えてみると、彼、、じゃなくて
蓮との出会いは突然で、
目が合ったのも
今日の帰りに会ったのも
偶然だと思う…たぶん
なぜ、あの時、目が合っただけで
話しかけてくれたのか
私はわからない
そうして蓮のことを考えながら
今日の夜も更けていった
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