パシッと手を取ったのは桐だ

桐「行くぞ亜紀」

桐は手を引いたまま走り出した

不良達はそれをただ見送った

不良Bはグラサンを外し呟いた

彩月「薬の効果……出てましたな〜」

サリア「そうか?普通に見えたが?」

彩月「いつもの桐だったら亜紀の手を引かずに服の襟を持つはずだからな……やっぱり私は天才だ!!」

両腕を空に掲げ大きく叫んだ