「おい、そこのカップル!」

後ろからいきなり声をかけられる


桐「ん?」

桐が後ろを振り向くと二人組で一人チビ並の小さい不良(?)が立っていた

桐「なんすか?」

紫リーゼントの男が口を開く

不良A「なんすか?じゃないわボケぇ〜誰に断ってこの道通ってんじゃワレぇ〜」

何故か片言だ

すると今度は金髪の…なんだかよくわからないモジャモジャした頭の不良が話だした

不良B「ここを通りたければそこの彼〜女を俺達に渡すんだな」

亜紀に指をさす

亜紀「…………」

亜紀は無言で睨むように見る

不良達はその視線に冷汗をかきながらも亜紀の腕を取ろうとする