後悔の無い人生だとか格好つけたとこで
            要はつまり無駄な人生だったってことだ

            顔を上げて前を見据えたら嫌でも見える
            落とし穴だらけの幾つかの道のどれかを
            選んで歩き出す度にいつも後悔するんだ

            やっぱあの道にしとけば良かったのかと


            あの時どうしてあの道を選んだんだろう
            あの時どうしてあの手を放したんだろう

            終わらない自問自答を繰り返しながら
            今日も明日も昨日を悔やんで歩くんだ



            君の人生は後悔の無い人生だったか?
            君が棄てた道は君が振りほどいた手は
            もう振り返る価値も無いものなのか?

            
            この温もりに出会えたことに感謝する
            この道でこの手を握れたことを誇ろう
            

            だけど忘れない 僕は絶対に忘れない


            あの日あの道に置き去りにした温もり
            あの涙をあの声をあの手をあの想いを
            あの挫折をあの屈辱をあの後悔の夜を


                 僕は忘れない