目を開けると、そこは見慣れない部屋だった
自分の部屋に比べて白すぎる天井が目に入る
どうやら私はベッドの上で寝ていたみたいだ
さっきのことが夢なら良かったのに
目覚めれば自分の部屋ではないことが
本当に違う世界に来たんだ
という実感を湧かせる
「はあ……」
思わず溜息が出た
周りを見ると机の上に携帯が置いてある
それを見れば、1件メールがきていたことに気づく
開くと、それは天界からのメールだった
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こんにちわ。
木村柚華様。
無事違う世界へ
たどり着けました
さて、貴女は今日
転入日となってお
ります。
学校への地図は
部屋の何処かに
あるはずです。
これから頑張って
ください。
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………思ってたんだけど天界って
結構便利なところだね
ってか今日転入日か……
どんな高校だろう
まあ別に特別楽しもうとは思ってないし
この世界の思い出で
亮の記憶、消したくないから
まあ、適当に頑張ろう
初めは、そう思ってたんだ