時は過ぎて放課後
約束の時になった
確か、屋上だっけ…
私は鞄を持って屋上へ向かった
「なー直。今柚華屋上向かわなかった?放課後なのに何する気だろー?」
「さーな?」
―――――
「逃げずに来たんだー!まあ当たり前だけど!」
私が屋上に着くともうそこには6人の女子がいた
いかにも派手な化粧に明るい髪の毛
いるだけで目立ちそうだけど、ここは屋上だからそんな心配もいらない
「さて、本題に入るんだけど、あんたうざいんだよね」
「転校早々調子のってんじゃねぇよ」
「………え、理由それだけ?」
「それだけって何よ!!それだけでも私達には十分な理由なの!!」
なんだそりゃ
早く帰って寝たいんだってのに
まじでだるい
「帰っていい?」
「は?いいわけないでしょ
私達、ボコボコにしてこいって言われてるんだから」
それは、怖い怖い戦いの
始まり