サッカー部のひとから手紙を渡された。

「勇人が、手術する前日に書いてた。
万理華さんにって。

もしかして、っておもって。」


もしかして…


「あ、りがとう…」

「伝えたいことがあったけど、
伝えられなかったら嫌だから、
手紙に書いて、もし手術が失敗したら
渡してほしいって。」

「うぅ…
なんで勇人がこんな目に…っ
死ぬはずじゃなかったのに…ぃ」



あたしは手紙を受けとって、手紙を開いた。

紙はきれいにおられていて、字もきれいに書かれていた。

勇人…
この手紙書いてる時、辛かったよね。

だってこの手紙が、あたしのもとへ渡されるときは勇人は…っ。

なんで?ほんとになんでなの?

ひとりで悩まないでよっ

勇人ぉぉぉ、、