病室へ戻ると、一人の男子高生がいた。

あ… もしかして…

今まではショックだったり、元気がなかったりで病室をあまり見てなかったけど
よく見たら自分の隣のベッドの人が高校生だった。


その、男子高生の表情はものすごく暗くて…



もしかしたら、先生からもう聞いたのかもしれない。

病気だということを。