「遥、おはよう。」
「あー!玲!おはよ!
ちょっと聞きたいことがあるんだけど
いい?」
、、どうしたんだろう?
「うん?」
「玲さ、響さんと一緒にいたりする?
た、例えばよ!例えば!
そ、そのお昼ご飯最近一緒に食べない日とかあるじゃん?
ま、まさかだと思うけど
響さんと食べてるとか?
、、あ、あはは!
なーにいってんだろ」
、、、食べてます。
「あ、あのね遥
ずっとずっと言おうと思っててんだけど
なかなかタイミングがなくて、、
その、、響さんと一緒にお昼ご飯
食べて、、ます」
そう言うと遥は
顔が青ざめ
「玲!悪いことは本当に言わない。
今すぐ響さんから離れて!」
「え?」
「最近、学園の響さんの
親衛隊の人たちが
怪しい動きをしてる、、
なんか危険な匂いがする」
「大丈夫だよ
ただ、お昼ご飯食べてるだけ」
「けど!」
「あと、フルートを、フルートをね
少しだけ聴いてもらってる」
「、、玲」
「本当、本当に大丈夫だよ
遥、心配してくれてありがとう」
そう言って
私は音楽準備室に向かった