雪弥だから、平気…なのかもしれない。

「雪弥、だけなら」

「へっ…
お、そ、そうか。」

「うん…」

雪弥がさらに強く抱きしめてくるから、
すごく苦しくなった、笑

「痛い…」

「あ、ごめんっ」

パッと離した。


はぁ…

びっくりした。

「じゃあ、気をつけて帰れよ」
「痴漢されそうになったら叫べよ?」
「わかったな??」

なんか、真面目な雪弥が少し面白くて…笑

「う、うん。笑笑
大丈夫だよ!」

「大丈夫っていうやつほど、心配だな…」

お父さんみたい…笑

「ほんとに…大丈夫だから。笑
着いたら連絡するね」

「おう。
じゃっ、明日」

「うん!
ばいばい」


雪弥とわかれてから、思ったことが
あるんだけど…

あたし…

男嫌い治ってる?

雪弥だからなの?

なんか、ものすごく平気…だった。

逆に少し、嬉しかったかな?笑

って…

どゆこと!?

嬉しかったって…

もうほんとにわからないよー。

まあ、これからわかってくるかな?

だといいんだけどね。