―コンコン・・・

『聖羅嬢様、お食事の用意が出来ました。』

「はい。今行きます」

急いで涙を拭いてドアのぶをひねった。

返事から顔をのぞかせる
と小さく松さんの背中が見えた。

私も追いかけるように長い廊下を歩いた。