だけど、

先輩は夢を恋愛で諦めるほど

子供じゃない。

あたしも先輩の邪魔をするような

子供じゃない。





だけどあたしも、先輩も、

大好きな相手に

さわやかに別れを告げれるほど



大人じゃないんだ…。







泣いて、泣いて、泣いて。


ひとしきり泣いて落ち着いたところで、あたしは切りだした。