「す、凄い」

「誉めて下さるのは有難いですな。こちらなんてどうでしょう。新品なんですよ」

私に装飾品を近づけで見せる。

綺麗だし好きなデザインばかりだけど、私自身はあまり派手な物似合わないと思う。

「『売りつけ』はコイツ以外にしてくれ。これが俺の所にある品だ」

辛辣だが適当な言葉を投げ掛け、風呂敷を広げる。見慣れた品物達があった。