「ご馳走様でした」

「お粗末さまでした」

私がとっくに食べ終わっていた料理の食器を片付けているラウリが応える。
確か、食材はラウリの作っているものらしいからそれはそうか。

「さて、ついて来い」

「うん」

ラウリに導かれ、あの布が沢山揺れている所に向かった。