「菜穂……こっち来いよ」
俺が呼ぶと、嬉しそうに飛び付いてくる菜穂。
「…翔先輩…どうかしたんですか?
今日の先輩、なんかおかしいですよ?」
「…何が?」
「だっていつにも増して甘えん坊なんだもんっ!」
「っんだとコラ?調子乗んなよ。」
俺がそう言って、菜穂の頭を小突くと、菜穂は楽しそうに笑った。
暫くその顔を見つめてたら、
それに気付いた菜穂は笑うのを止めて、口を開いた。
「…あんまり見ないで下さいよ。恥ずかしいから//」
「…照れてんじゃねーよ。」
「……先輩……、キス…してもいい…ですか?」
「勝手にすれば?」
―――チュッ…。
頬っぺに軽いキスをして満足気な菜穂…
俺は大きな溜め息を吐いた。
「…お前さ…、俺の事ナメてるっしょ?」
「えっ……」
―――クチュッ…
今度は俺から、息もつけないような荒いキスをした
「…んっ…ふぁ……」
菜穂の声に煽られて、俺は狂ったように菜穂の服を脱がしはじめる…―――。