「萌音は後悔しやん。賢人と付き合って辛い思いばっかやったけど、賢人が居らん中学校生活とか絶対おもんなかった。やからこれでええ」


「賢人もそうやで!」


「寂しくなって限界になったら会いに来てくれるんよね?ずっと同じ気持ちなんよね?」


「行ったるで、」


「明日がんばるね。」


「うん、がんばろ!」



家まで送って、家の中に入っていく賢人を見送る。


後ろ姿に、ごめんね。って呟く。