家に荷物を取りに帰り、賢人の家にもう1度行く。


「萌音ちゃんごめんねー、行ってくる!」


「あ、はいー気をつけて!笑」


ガチャっ。


「なんで萌音にしか行ってきます言わんのやろー。賢人寂しいわー」


「ええやん。賢人には萌音おるやん」


「もっと可愛い子が良かったわー」


「こんなに可愛いのに何いいよん」


「はいはい笑」


賢人の家は、賢人の匂い。


萌音の1番好きな匂い。