その日賢人は病院で、塾には来れなかった。
「もねさんって高校どこいくと?」
聞いてきたのは、塾で後ろの席に座っている星矢くん。
賢人は関わるなって言ってた。
けどこれくらいなら大丈夫だよね?
「市立の女子高」
「食物調理科??」
「うん!」
やっぱり話しやすいんだけどなー。
長い授業がおわってみんなが帰りはじめる。
授業内容が理解できずに、萌音は居残りをした。
「おーしっ!!やっと帰れるぅー!!」
るんるんで外に出た。
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