「なんか最近なー、腕に力が入りにくいねん。バドのラケットすぐ落としてもーてん」

「えーなにそれ。」

「冗談やで冗談!!びっくりした?笑」

「いーや、くだらん!笑」




いつも通りのくだらない会話。




「萌音ー、」



「ん?」



「ごめんな本間に。賢人たち別れよか」










何を言ったのかよく分からなかった。