「じゃあ賢人は進めてんの、?笑」
自分が進めてないから、
萌音にそんなことを言うんでしょ。
泣いても戻れないから、
もう進むしかないんだけど。
繰り返す後悔。
自分の無力さを知った。
自分が人を愛せることを知った。
人を失う辛さを知った。
この恋は、生涯忘れる事はない。
この恋を、宝物にできるように。
「幸せでした。」
賢人を忘れたくてたまらない時もある。
いっそのこと出会いたく無かった。って、神様を恨む時もある。
だから、大事に大事にしまっておこう。
貴方から貰った物は、引き出し1段すべて使って、丁寧に並べています。
クシは毎日使ってます。
寂しくて泣く時は、
まだ匂いの残ってるタオルに顔を埋めています。
恋しくなる時は、
手紙を全部読み返しています。
ずっと、自慢の元カレです。