弱小野球部?なはず!


登場人物を紹介するよ!

藤井玲奈
星蘭学園高校の1年生。
陽向の幼なじみで一応バスケ部の予定。


工藤陽向
星蘭学園高校の1年生。
玲奈の幼なじみで野球部に入部してる。


松井結城
星蘭学園高校の2年生。
野球部部長で陽向の良き理解者である。

今のところはこれぐらい・・・かな?





私、藤井玲奈。
星蘭学園高校の1年生です。
これからバスケ部の見学に行く予定w

「れーな!」

私の名前を呼んだのは、工藤陽向。
私の幼なじみで、同じクラスです。
野球部に入部しています。

「なに?」

「うわっ、怖いよw」

「これからバスケ部見に行くから忙しいの」

ふーんと頷いて、私の手を握っていきなり走り出した。

「え!?ちょっと!どこ行くの!?」

私の話を聞きもせずそのまま走っている。
なーんか嫌な予感がするんだよねー。
私はバスケ部みたいのにー(泣)

そして着いたのはやっぱりグランド。
私の予想通りw
星蘭学園にはグランドが2つあって、1つはソフト部専用の第2グランド。
もう1つは野球部専用の第1グランド。
で、私が来たのは第1グランド。

つーまーりー私は無理やり野球部を見学するハメになってしまったのだ。

あー、最悪。
絶対に入部しろっ!とか言われるよ。

「あ、これが陽向の幼なじみさん?」

ん??誰だ??
私の目の前に来たのは身長180はあるだろう野球部の人。

「ごめんね!驚いちゃってるよね?」

「俺は松井結城、野球部部長だよ」

「ほらっ!玲奈も自己紹介してっ!」

陽向に言われるがままに私も自己紹介。

「私は藤井玲奈です。陽向の幼なじみです」

へー!と私を見回す。

「部室でも見ていって!練習もねっ!」

結城さんはウィンクしてそう答えた。
だから私は陽向に案内してもらい部室に向かった。

「はいっ!これが野球部の部室!」

その中は壊滅的なことになっていた。
バッグはボロボロ、部屋はグチャグチャである意味凄かったw

そして私は決めた。
私は陽向に結城さんを呼んでもらった。

「結城さん、私野球部マネやります!」

そしたら結城さんの目は点になっていた。
まぁ、そりゃそうだわなw
入る気ないなと結城さん思ってたからね。

あ、でも1つだけ気になることが・・・。

「結城さん、ここの野球部弱小ですよね?」

「ん?俺ら別に弱小じゃねーよ」

へ??だって噂では弱小って聞いたのに。







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