「後藤!あの資料まだできないのか!」

「はい!もうすぐできます!」

部長の怒声が飛ぶ。

俺は25才になり、社会人3年目を迎えていた。

今は彼女もいる。

もうすぐプロポーズする予定だ。

でもあいつのことを忘れた日はない。

あの手紙だって毎日持ち歩いている。