視線の先にいたのは、、、
綺麗な女性と腕を組みながら
笑いあってる、滉さんがいたのだ。

モヤモヤ。
あたしの中で何かが渦巻いていた。

『羽音?』

『ごめん。先帰るね。』

あたしは無我夢中で走った。
なんなのよ。なんでよ。
胸がずっと苦しかった。

『あぁ。あたし好きになってたんだ。』

あたしは、いつの間にか滉さんに
惚れていたらしい。

でも、意味がないんだ、、、
あたしは近くの公園へ入った。

すると声をかけられた。

『久しぶり。羽音。』