相変わらず､喜怒哀楽が激しいな｡
なんて事を思っていると
また後ろから声が聞こえた｡

『俊太さん!!探しましたよ｡
､､､って羽音？』

蒼空だ｡

『やほー｡』

俊くんは顔を引き攣らせながら
蒼空に質問をした｡

『お前も再会してたのか？』

そう言うと蒼空は笑顔で答えていた｡

『知ってましたよ｡1番に会いましたから｡
俺の惚れた女に｡』

ん？惚れた？

『羽音モテモテね♪』

何故か陽苺乃は楽しそうだ｡

『誰に惚れてるの？』

あたしは蒼空へ質問した｡

『お前だよ｡羽音｡
けど答えは知ってるから
聞かなかったことにして｡』

そう言うと急いでいるらしく
俊くんをつれて行ってしまった｡