『いつでも待ってっから。』

それだけを言って猛は
行ってしまった。

1人残されたあたしは
どうしていいかわからなくなり
1人で繁華街をさまよっていた。

すると周りの声が聞こえてきた。

『拓人さんって事故じゃないらしーよー』

『なにそれ?どーゆーこと?』

『だれかに殺されたみたい。』

『えーその人サイテー。
拓人さんを返せって感じー』

あたしは耐えられなくなった。
そして猛に電話をかけた。