『あたしはあたしの道を行く。
そこにあの人達はいらない。』

そう告げると勝人が口を開いた。

『俺らじゃ頼りねぇの?』

え?

『な……にいって『俺さホントは知ってたんだよ。お前が何処に居たのか。でもアイツらに話せなかった。だからホントの事を俺達だけでいい。教えてくれ。消えた理由を』』

どぉしたらいい。言うべき?
まだ言えない。

『もう少しだけ待って。』

いつかちゃんと話すから。

『約束だかんな?よしっ!教室いくか!』

なんとか纏まってくれたらしい。

蒼空は3年だから先に行き
あたしは仁にお礼を言った。

『ありがとう。仁』

彼は微笑んで手を降ってくれた。

『いつでもこいよ!』