「花麗は幸せになれるんじゃないの?」


「ぅ…」


「人はどうなるの?」

「…」


「ねぇ!」


「ヒッヒッ…クク…クケケケケケケケ!アッハハハハハハハハハハハ!」


夏美が私を地面に押し倒しナイフを突き付ける。


「本当に馬鹿だね、言わなければ助かったのに」



「夏美…」


「全部話してもいいよ!あの伝説はね、本当は呪いの儀式なの。
ずっとずっーと解けない呪いもうすぐ分かるはずよ!」



「呪い…」


「知ったからにはクラスメイト一人ずつ殺さなきゃね。
まずは誰にしようかな。
あっ!咲は特別に許してあげる。
あの糞国語教師殺したらね!」