やっと授業終わったああああ


数学が6時間目とか流石にきついわ



あ、そーえば・・・


「恭介ー、今日夕飯食べに行くからーよろしくー」

「は?聞いてねーし、俺今日家にいないんだって」

「え、なんで?」

「また奴らに誘われてさ泊まり」


やつらというのは多分

恭介と仲いい男子のことだろう


恭介友達多いしねー


「いやあー、わりぃな夏葵!」

あたしの恭介の話に横から入ってきたのは、多分恭介が仲いい男子の1人だろう

「別にいいしー笑」

「恭介いないとやだ♡とかないの?」

「んー?別に千颯もいるし喋り相手困んないからないな」

「あらそーですかー」

なぜかその男子が恭介の肩に手を置いた


「まー、とりあえず部活だから!」

「ん、今週の土曜試合だったっけか」

「そーなの、がんばる」

「その日部活ないし、行くわ、応援」

「俺も行く!」


「はいはい笑2人ともさんきゅ!」

「ほら、行ってこい」

そう微笑むと恭介はあたしの頭をなでた

どーしたんだろ、なんかすごい優しいけど・・・

「ばいばい!」

「おう、またな」










あたしは忘れていた






というか、経験したことがなかったからこんなこと




気づいて無かったからかもしれない




恭介のことを好きな女子はたくさんいる






もちろん、自分の周りにもいること







知ってたはずなのに、気づいていなかった・・・