マー君は、帽子が飛んでしまいそうな速さで走っています。

ポロンも、たれた耳を風に揺らしながら全力で走ります。




「ゴーール!」


「はぁはぁっ…ポロンの勝ちぃー‥」

『ハッハッッぅわあん!』
ポロンは、マー君に飛びつきマー君の顔をペロペロとなめました。

「くすぐったいよ。」そう言いながら、ポロンの頭をなでました。