皆さんのリアルってどんな感じですか?

イツメンのある1人の手首につけられた
タトゥーチョーカー。
学校にもかかわらず彼女は毎日付けていた。初めはただのおしゃれ感覚で付けていると思っていた私は、勘違いだった。

月曜日から寝坊して髪もボサボサのまま
学校へ登校しているわたしは14才
中3で受験生。仲のいい友達
「ななみ」と靴箱で合流して
急いで教室へ向かって走ってた。
「いそごーよ!ななみ!また遅刻
ついちゃうじゃん」
「もーいーよー。もーいーよー。
諦めた!!」
「ダラダラ歩かないでよー。ははっ」
そうこうしてるうちにチャイムがなり始めた。
「教室はいれーーーーー!
遅刻すんなーーーーー!」
と、先生の叫び声が聞こえて
やっと動き出した私たち2人。
この日はギリギリ間に合った。

給食の時に私は言った。
「ななみどおしたん!?
そのタトゥーチョーカーかわええな!」
「ウフフ♡自分でつくった!!」
「さすがじゃわ~」
「でっしょ!」
「今日さ、一緒に帰ろうや!
帰りに難波先生のとこ行って話聞いてもらおーよ!」
「おっけーぃ」